光の旅人 ヨセフの一族
あなたのその瞳が夏の眩しさに濡れてかなしい昨日までが温もりに変わる 白く雲を踏む素足が、雨を撫でる指が空から音楽を降らせるだろういま風を切る鷹の羽根にひそむ孤独の刺をかかえてあなたは光の中飛び続ける
あなたのその瞳が
夏の眩しさに濡れて
かなしい昨日までが
温もりに変わる 白く
雲を踏む素足が、雨を撫でる指が
空から音楽を降らせるだろう
いま
風を切る鷹の羽根にひそむ
孤独の刺を
かかえてあなたは光の中
飛び続ける