悲しげなソリチュード
いまは新しいポルカ
急いで 殺がして 孕まして
よくぞ此処までおいでませ
あなたのその瞳が
夏の眩しさに濡れて
かなしい昨日までが
温もりに変わる 白く
雲を踏む素足が、雨を撫でる指が
空から音楽を降らせるだろう
いま
風を切る鷹の羽根にひそむ
孤独の刺を
かかえてあなたは光の中
飛び続ける
言葉を扱うものとして
何一つ奪えなかったら
君に届く感情を弄したら
いま空にからかう意義があれば
乾いたその運命にまだ
遠ざける錯誤をさらに有したら
ただ、その結末がいま
通された茎をぼくは手にいれた
さしあたって問題なのは
自意識が感情を下回ること
存在事態が自由にかって
無意識下を越えうること
長らく目を覚まさない
有害な自尊心のなかに
いま祓って集って泣いて
意義を見失うのなら
君に、ずっと
あげたいものだった
千年ごしのフラストレーション
昨日ごしの